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【痩せ過ぎ】パフォーマンスを壊す?「利用可能エネルギー不足(LEA)」





「もっと体を絞れば速くなれる」

「体脂肪を落とせばキレが出る」多くのアスリートやダイエッターが抱くこの思い込みが、健康被害やパフォーマンス低下を招いているかもしれません。


2024年11月に公開された最新の研究論文では、世界中のアスリートを対象とした大規模な調査結果が報告されました。


Gallant, T. L., et al. (2025). Low Energy Availability and Relative Energy Deficiency in Sport: A Systematic Review and Meta-analysis. Sports Medicine, 55(2), 325-339. DOI: 10.1007/s40279-024-02130-0


今回は、その衝撃的な数字と私たちが知っておくべき「LEA(利用可能エネルギー不足)」のリスクについて解説していこうと思います!




1. 「LEA」と「REDs」とは何か?



LEA(Low Energy Availability / 利用可能エネルギー不足)


「摂取エネルギー」から「運動による消費エネルギー」を差し引いた残りが、生命維持(代謝、免疫、ホルモン生成など)に必要な分を下回っている状態を指します。


REDs(Relative Energy Deficiency in Sport / スポーツにおける相対的エネルギー不足)


LEAが慢性化し、生理機能(生理不順、骨密度の低下、代謝低下)や心理面に広範な悪影響を及ぼしている症候群のことです。




2. アスリートの「約2人に1人」がエネルギー不足



今回の研究(59の研究、合計6,118名のアスリートを対象)によって、LEAの蔓延ぶりが数値で明らかになりました。


全体の44.7%のアスリートが「LEA(利用可能エネルギー不足)」の状態にある。


女性アスリートの44.2%、そして男性アスリートの49.4%が該当。


注目すべきは、これまで女性特有の問題(女性アスリートの三徴)と思われていたエネルギー不足が、実は男性においてより高い割合で見られたという点です。


性別を問わず、ハードなトレーニングを行う全ての層にとって無視できない問題となっています。

さらに、重症度の高い「REDs」のリスクがある層は、一部の調査で63.0%にものぼりました。




3. 数字で見る「パフォーマンスへの悪影響」



「摂取エネルギーを抑えれば体重が減って有利になる」という短絡的な考えは多くの場合、

これ等のようなデメリットが挙げられます。


① 身体能力の低下


研究では、LEA状態のアスリートにおいて以下の能力が有意に低下することが示されました。


持久力の低下: 走行パフォーマンスの悪化

爆発的パワーの喪失: スプリントやジャンプ力の低下

敏捷性(アジリティ)と協調性の欠如: 複雑な動きへの対応力が鈍る


② トレーニング効率の悪化(トレーニング応答の低下)


同じメニューをこなしても、エネルギーが不足していると「筋肉の合成」や「エネルギー効率」が阻害されます。


つまり、努力が結果に結びつかない「効率の悪い体」になってしまうのです。


③ 認知機能と判断力の低下


脳もエネルギーを大量に消費する臓器です。

LEA状態では「集中力」「判断力」「正確な動作の実行力」が低下します。


これはコンタクトスポーツにおけるミスや、判断ミスによる怪我に直結します。




4. 最も深刻な「骨」と「免疫」のダメージ



健康面において、今回の研究でが最も危険視しているのが「骨ストレス損傷(疲労骨折)」です。


エネルギー不足が続くと、エストロゲンやテストステロンといった骨形成を助けるホルモンの分泌が止まります。


その結果、骨密度が低下し、疲労骨折のリスクが劇的に高まります

一度低下した骨密度を元に戻すには長い時間がかかり、選手生命や将来のQOLに深刻な影を落とします。


また、免疫機能の低下も顕著です。

LEA状態のアスリートは、正常な層に比べて「体調不良によるトレーニングの欠席率」が高いことが示されました。

一貫したトレーニングができないことこも、アスリートにとって最大の損失です。




5. どう対策すべきか?



この研究結果から導き出される教訓はシンプルですが、ストイックに食事を減らしている方にとっては勇気が必要です。


「消費=摂取」の原則を再認識する


ハードなトレーニング(例:1日90分以上の高強度練習)を行う日は、通常よりも多くの炭水化物とタンパク質を摂取しなければなりません。

「食べること」もトレーニングの一部であると認識を改めましょう。


体重だけでなく「体感」を指標にする


「最近疲れが取れない」「集中力が続かない」「小さな怪我や風邪が増えた」と感じたら、それは体が発している「エネルギー不足」のサインです。


スクリーニングの活用


特に女性の場合は、月経周期の乱れが最も分かりやすいサインです。

研究でも推奨されている「LEAF-Q」などのセルフチェックを活用し、客観的に自分の状態を把握しましょう。




まとめ:気を付けているはずがマイナスに



「食べない努力」が「勝つための努力」「ダイエット」を破壊している可能性が今回の研究でわかりました。


アスリートやダイエッターに求められるのは、空腹を耐える忍耐力ではなく、

自分のエネルギー要求量を正しく理解し、それに見合う燃料を供給する知性です。

十分なエネルギーで体を満たすことで怪我を防ぎ、トレーニングの効果を最大化し、高いのパフォーマンス、効率的なダイエット効果を引き出すします!




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