【フルーツの科学】バナナの取り入れ方で身体が変わる
- 康太 正木
- 2月17日
- 読了時間: 5分
更新日:2月19日

バナナは、手軽に摂取できるエネルギー源でありながら、機能性成分も含む果物です。
よく「太りやすい果物」と誤解されがちですが、
実際には熟度と摂取タイミングを調整することで、減量にもパフォーマンス向上にも活用できる食品です!
科学的には、「熟成」に伴い糖質の質が変化することが知られています。
今回はいくつかの研究論文を参考にしながら、それぞれの目的に応じたバナナの摂取戦略を解説していこうと思います!
1. 熟度による栄養変化
未熟なバナナにはデンプンが多く含まれ、
その一部はレジスタントスターチ(難消化性でんぷん)です。
これは小腸で消化されにくく、大腸で発酵し短鎖脂肪酸を産生します。
レジスタントスターチはインスリン感受性改善や腸内環境改善との関連が報告されています。
簡単にいうと食物繊維のような性質があるでんぷんです!
一方、熟成が進むとデンプンはブドウ糖・果糖・ショ糖へ分解され、吸収が速くなります。
つまり
青めは腸活・血糖安定型
完熟は即効エネルギー型へと性質を変えます。
2. 体脂肪減少向け摂取方法
やや青め〜黄色初期
この段階ではレジスタントスターチが比較的多く、血糖上昇が緩やかになる傾向があります。
血糖変動の安定は食欲コントロールに寄与する可能性があります。
やや硬めであったり、甘さも控えめなのでダイエットやアスリートの間食としてよいです!
摂取タイミング
朝食時
トレーニングのない日の間食
食物繊維摂取が不足しがちな時
摂取量目安
1日0.5〜1本程度(総エネルギー収支内での調整が重要です!)
注意点として、食事の場合バナナ単体ではタンパク質が不足します。
ギリシャヨーグルトやプロテインと組み合わせることで、筋量維持の効果を期待できます。
組み合わせることで栄養素の偏りを少なくすることが可能です!
急激な血糖上昇を阻止できるのでアスリートやダイエット時のおやつとして若いバナナを食べるという選択肢は持っていた方が良さそうです!
3. 身体を回復させる摂取方法
黄色〜黒斑点あり
単糖類が増え、消化吸収が速いため運動前後の糖質補給に適しています。
運動後の糖質摂取は筋グリコーゲン再合成を促進することで回復し、次回のパフォーマンスを円滑にしてくれます!
また、完熟バナナは携帯性・実用性の面でも優れた食品です。
摂取タイミング
トレーニング30〜60分前
トレーニング直後(プロテインと併用)
試合間の補給
実際の取り入れ方
ホエイプロテイン20g+完熟バナナ1本
→ 糖質+タンパク質補給により回復促進を狙います!
筋肉量を維持したり、回復を早めたい場合におすすめです!
4. 抗酸化作用について
熟成が進むにつれて抗酸化活性が上昇する報告があります。
ただし人を対象とした長期的な調査は限定的であるので、過度な健康効果は期待できません。
5. よくある誤解
「バナナは太る」という考えは科学的根拠が十分ではありません。
もちろん、熟成させると糖度が上がるので一因になる可能性はありますが、体重変化は総エネルギー収支で決まります。
バナナ1本は約80〜100kcal程度であり、GI値も中程度です、
適量であれば体脂肪増加を直接引き起こす食品ではありません!
これさえ食べれば体脂肪が減る
筋肉がつくという栄養素はありません!
結局はバランスよく栄養を補給することが大切で、一つの方法として今回ご紹介している内容が当てはまります。ライフスタイルに合わせて使うとよいということです!
まとめ:シーン別で使い分けで効果を最大限に!
バナナは未熟だと腸内環境・血糖安定向き、完熟は運動パフォーマンス・回復向き。
また、カリウムなどのミネラル量は大きく変わらないのでミネラル摂取目的であればどの状態で食べても問題ありません。
そして、太るかどうかは総摂取カロリー次第。
バナナは「甘いから避ける」食品ではなく、目的に応じて熟度を選ぶ戦略的食品です。
アスリートやダイエットにおいて、正しい使い方次第で味方になります!
参考文献
Birt, D. F., Boylston, T., Hendrich, S., et al. (2013). Resistant starch: Promise for improving human health. Advances in Nutrition, 4(6), 587–601.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24228189/
Burke, L. M., Hawley, J. A., Wong, S. H. S., & Jeukendrup, A. E. (2011). Carbohydrates for training and competition. Journal of Sports Sciences, 29(S1), S17–S27.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21660838/
Someya, S., Yoshiki, Y., & Okubo, K. (2002). Antioxidant compounds from bananas. Food Chemistry, 79(3), 351–354.https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S030881460200466X
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