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COLUMN
パーソナルジムコラム


筋トレをすると柔軟性は失われる?
「筋トレをすると身体が硬くなる」この言葉はトレーニング指導の現場で非常によく聞かれます。 特にダイエッターやスポーツ選手は、「可動域が狭くなるとフォームが崩れるのでは?」と心配することが少なくありません。 しかし、2025年に発表された系統的レビュー・メタ分析では、 筋トレは関節の柔軟性(関節可動域)を低下させるどころか、むしろ向上させる可能性がある ことが示されました。 Author unknown. (2025). The influence of resistance training on joint flexibility in healthy adults: A systematic review and meta-analysis. Journal of Strength and Conditioning Research. Advance online 今回はこちらの研究をもとに筋トレと柔軟性について解説していこうと思います! 筋トレと柔軟性の研究 この研究は、健康な成人を対象とした複数の研究を統合したものです。 分析対象
2025年11月5日


鼻呼吸で回復が変わる?
ダイエットで成果を出したい時や運動パフォーマンスを上げる方法といえば、 筋トレ、栄養、睡眠が定番ですが、近年「 呼吸法 」にも注目が集まっています。 特に、鼻で呼吸する「鼻呼吸」が、筋肉の酸素利用や疲労回復に影響する可能性が報告されています。2025年の研究では、口呼吸と鼻呼吸の違いが筋肉の回復スピードや血管機能にどう影響するかを検証しました。 Matzer, L., Lechner, F., & Gatterer, H. (2025). Effect of oral versus nasal breathing on muscular performance, muscle oxygenation, and post-exercise recovery. Sports, 13 (10), 368. https://doi.org/10.3390/sports13100368 今回は、こちらの研究をもとにトレーニング時の呼吸法について解説していこうと思います! 呼吸の研究概要 この研究では、健康な男女49名(平均年齢約22歳)が...
2025年10月26日


低食事回数と夜間断食が脂肪肝に
ダイエットや筋トレに励む皆さんにとって、食事の「質」だけでなく「タイミング」も非常に重要です。 最新研究では、1日の食事回数や夜間の断食時間が、非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)のリスクに大きく関わることが明らかになっています。 ang, L., Tie, X., Liu, X., Liu, Y., Li, F., Guo, Y., & Liang, Y. (2025). Daily eating frequency, nighttime fasting duration, and the risk of non-alcoholic fatty liver disease: a cross-sectional study. Nutrition Journal, 24 , 144. https://doi.org/10.1186/s12937-025-01213-6 今回はこちらの研究をもとに、食事のタイミングとNAFLDについて解説していこうと思います! 非アルコール性脂肪肝とは? NAFLDは、肥満や糖尿病、運動不足と関連し、肝臓に脂肪が蓄
2025年10月22日


膝の怪我予防に対する栄養戦略
アスリートやダイエットにおいて膝の健康はパフォーマンス維持と長期的な競技継続に直結します。 特にサッカーやバスケットボール、ランニングなど、ジャンプや急な方向転換を伴うスポーツでは、 膝への負担が非常に大きく、長期的には膝関節症(OA:Osteoarthritis)のリスクが高まります。 これはアスリートに限定した話ではなく、加齢と共に女性によく起こる疾患でも有名です。 2025年にCaballero-Garcíaらによって発表された論文では、女子サッカー選手を中心に、 膝OA予防に有効な栄養補助の可能性が提案されました。 今回はこちらの 研究を参考に膝関節症に有効な栄養について解説していこうと思います 膝OAの発症メカニズムと女子アスリートのリスク 膝OAは関節軟骨の劣化と慢性炎症が主因です。 アスリートの場合、以下の要因がリスクを高めます。 急な方向転換やジャンプ着地による 機械的ストレス 接触プレーや練習による 関節外傷 膝周囲筋力不足や柔軟性低下による 関節アライメントの不良 過去の靭帯や半月板損傷歴 女子アスリートは、骨盤や膝の解剖学的
2025年10月17日


食事のタイミングで効果が変わる
ボディメイクやパフォーマンス改善の体作りにおいて、「1日の摂取カロリー」が大事なのは言うまでもありません。 しかし同じカロリーでも「いつ食べるか」によって効果が変わる可能性があることをご存じでしょうか? この食事タイミングの考え方を 「カロリーフロントローディング」 と呼びます。 つまり、朝にカロリーを多めに摂り、夜は軽めに抑える食事法です。 Ruddick-Collins, L. C., Johnston, J. D., Morgan, P. J., Johnstone, A. M., & Stevenson, E. J. (2022). Timing of daily calorie loading affects appetite and hunger responses without changes in energy metabolism in healthy subjects with obesity. Cell Metabolism, 34 (10), 1486–1498.e3. https://doi.org/10.1016/
2025年10月14日


サプリメントの誤解
ダイエット中やスポーツで脂肪を落としたり、代謝を上げる、パフォーマンスを向上させて結果を出したいとき、サプリメントに頼りたくなることがあります。 ですが、巷にあふれる情報の中には、誤解や間違った認識も少なくありません。 Bailey, R. L., Gahche, J. J., Lentino, C. V., & Dwyer, J. T. (2025). Common questions and misconceptions about dietary supplements. Critical Reviews in Food Science and Nutrition , 65(1), 1–15. https://doi.org/10.1080/15502783.2025.2534128 今回はこちらの研究をもとに、サプリメントの正しい使い方を解説します。 サプリメントは薬ではない まず理解すべきは、「サプリメントは医薬品ではない」という点です。 アメリカでは、サプリメントはFDA(食品医薬品局)の厳しい事前承認を必要とせず、「食品」として扱わ
2025年10月8日


健康状態をフェーズアングルで確認!
トレーニングやダイエットをしている人なら、「体脂肪率」や「筋肉量」をチェックする習慣があると思います。 ですが実は、それだけでは体の本当の状態を完全には把握できていない可能性があります。 近年注目されているのが 「フェーズアングル(Phase Angle, PhA)」...
2025年10月3日


果物は太るって本当?
体重管理をしているアスリート・ダイエット中の方には「果物は糖分が多いから太るのでは?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。 確かに果物には果糖(フルクトース)が含まれており、甘いものを食べると血糖値や体重が気になるというのは自然な感覚です。 ところが、近年の研究は「果物はむしろ体重増加を抑える働きがある」ことを明らかにしています。 Guyenet SJ. Impact of Whole, Fresh Fruit Consumption on Energy Intake and Adiposity: A Systematic Review. Front Nutr. 2019. PubMed PMID: 31139631 今回はこちらの研究をもとに、果物と体重の関係についてわかりやすく解説していこうと思います! 1. 果物のカロリーは意外と太りにくい Guyenet(2019)のレビューでは、無作為化比較試験(RCT)と前向き観察研究をまとめて評価しています。 結果として、 果物の摂取は過剰なエネルギー摂取や体脂肪の増加に直結しにくい ことがわ
2025年9月29日
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